心理士推薦図書 Part5

心理士おすすめの一冊

「星の王子さま」

今回は児童文学からの一冊。児童文学ですが、大人にも、むしろ大人にこそ、大切なことを思い出させてくれる物語なのかもしれません。いまの自分がどう感じるか、再読することで、自分の変化に気づくことがあるかもしれません。

冒頭の献辞に「子どもっだたころの○○へ」という言葉があります。大人になって忘れてしまったこと、純粋さや、時に残酷さを含んだ無邪気なこころ。この言葉は、そんな“子どもごころ”の大切さに触れることや、自分の心に向き合う方向へ導いてくれるような気がします。あの頃の自分はどう思っていたのか・・・

「肝心なことは、目に見えない」

人と人との関係が出来る時に「目に見えない大切なこと」物語では、キツネが教えてくれます。時間というものもそのひとつ。ストレスに悩まされ、忙しい日々の中で形あるものに捉われすぎてしまい、目に見えないけれども大切なものを忘れてしまっていることがあるかもしれません。他には、どんなものがあるか探してみてください。
この物語にはたくさんの素敵なエピソードや言葉がちりばめられています。読んだ方、それぞれが感じることがあるのではないしょうか。大人になって堅くなって偏ってしまった考え方をほぐすきっかけになるかもしれません。柔軟なこころを持つことは、ストレスの対処や楽しむ力の向上など、こころの成長につながるでしょ

2016年がスタートしました。いろいろな物事を見て・聞いて・感じて・考えて、こころを豊かに、楽しむことを増やしていける1年となることを願っています。

臨床心理士  亀井 宗

院長マラソン日記 Part ①

急に寒さが厳しくなりました。インフルエンザが流行しつつありますので、ご注意ください。

さて、今年初めてのブログはマラソンの話をしたいと思います。
長く通院されている皆様はご存じですが、自分の体調管理とより良い運動療法のトライアンドエラーを兼ねて、私は10年程前からマラソンを続けています。
といっても真面目な市民ランナーには程遠く、仕事の合間にジム通いをしたり、週末に家の近所をジョギングしたりしながら、年に1~2回フルマラソンに参加する程度です。

ただ、日々の生活の中にランニングというのはしっかりと定着しており、週に5~7回(ほぼ毎日)は何Kmか必ず走っています。
学会出張などの際には、ウェア・シューズを持ち込んでわずかでも時間の合間に走るように心掛けています。
(写真は昨年末に東京のホテルにて)

初めてのフルマラソンは10年前のホノルルマラソンでした。
その後、ゴールドコーストマラソン、東京マラソン、京都マラソン、那覇マラソン、長野マラソンetc…を完走しています。
東京マラソンは4回経験しており、私のマラソン歴の中の最も輝かしい(?)ピークは一昨年の2月に京都マラソン、東京マラソンを2週連続して走ったことでした。

それでは、Part②まで・・・(次回に続く)

2015冬