Merry Christmas 生の材料を使った本格的なアロマセラピーを…

当院では、治療の一環として開院当初から様々な形で代替療法としてのアロマセラピーを取り入れてきました。

その発端は、25年前の私たち一家の英国在住経験とその時出会った英国でのアロマセラピーの体験にあります。

ご存じのようにヨーロッパでは、クリスマスは1年の中で最大のイベントで、単に街や家を飾り立てるだけでなく、自分の精神性と深く関わる意味ある行事です。

太古の昔より、洋の東西を問わず‘香り’は心と体を結ぶ上で重要な役割を担ってきました。ただ香りは、永い年月をかけDNAに組み込まれた‘嗜好’が深く関わっているのも事実です。

これまでの13年間の経験を踏まえ、今年からクリスマスの飾りを使い、日本人が本当に癒される日本人好みのアロマセラピーを試みてみました。

ヒバ、ヒノキ、ヒメコマツ、クロモジ、、、

材木屋の娘として育ち、私が50余年で感じ取ったさまざまな木の香り。ここに和木の清々しい香りを英国での体験と融合させてみました。

 

Christmasまでの1か月間、院内アロマをどうそお楽しみください。

 

                      とわたり内科・心療内科 唐渡敏子

季節もクリスマスに・・・

今年もまたクリスマスの季節がやってきました。

当院ではここ10年以上毎年、院内に生の木を使ってクリスマスリース、ツリーの飾りつけを行っています。実は、企画立案、材料調達、などはすべて妻が行ってきたものです。実際の運搬、組み立て、清掃などはスタッフ、家族総出で行ってきました。今年初めて、妻の方から皆様に直接メッセージがあります。

今年も、もう少しで院内が本物のアロマで満たされるようになります。楽しみにしていてください。

院長 唐渡雅行

 

ストレスチェック

 今年から、企業でのストレスチェックが開始になっています。
皆様の中にも受けられた方々も多いと思います。
高ストレス者と判定された社員の方は希望すれば医師面接を受けることができます。

私もこの医師面接を依頼されることが多いのですが、医師面接の受診率は実際の所、
厚生労働省が想定した割合よりかなり低くなっている印象です。
高ストレス者自体は、想定通り全体の10%程度ですが、そこからの医師面接希望者は、
高ストレス者の1~数%程度で、全体の0.1%~1%未満にとどまっている印象です。

やはり、企業に結果を知られてしまうということが心理的な壁になっているようです。
今後、制度の見直しも必要かもしれません。

ただ、職場環境調整・生活リズム習慣の改善を通じ、
高ストレス状態を未病のうちにコントロールするという予防学的考えは、
うつ病発症予防という見地から極めて重要な点と考えます。

                       院長

ジャカルタ視察報告

先日、休診させていただき、ジャカルタの現地視察に行ってきました。
気温は28度くらいで猛暑続きの日本より快適でした。

写真のようにジャカルタは高層ビルが林立する大都市ですが、医療事情はこれから整備されようとするところで、現地の日本人が受けれる医療サービスは限られています。

現地駐在員やその家族のメンタルヘルスをサポートできる体制づくりが急務であることを実感しましたが、実際に現地で医療を行うことの困難さも改めて痛感いたしました。

引き続き情報収集に努め、何らかの形で貢献できればという思いを強くしました。

院長

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