【リワーク】体力測定の結果は?:次回「腰痛肩こり予防対策」ストレッチ

皆様こんにちは。
リワークプログラム スポーツ(運動療法) 担当の今井です。
 
本日のリワークスポーツは『体力測定』を行いました。
体力測定
お盆の最中で、台風が迫っているにも関わらずたくさんの方が参加してくだりました(^^)
 
リワーク卒業生の方達にも久しぶりに会えてたくさん元気をいただきました!!
本当にありがとうございます。
 
次回 8月22(木)リワークスポーツでは『腰痛肩こり予防・対策』をテーマに自宅でもできる ストレッチとトレーニングで予防・対策法を教えます!
肩こり腰痛
暑い日がまだまだ続きますが是非とも皆様のご参加お待ちしております(^ω^)
 
 
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うつ病・不安障害などで、休職中・退職された方を対象にリワークプログラムを行っています。メンバーで支えあいながら、「主体性」「楽しむ力」を養うこと、取り戻すことをテーマに活動しています。参加をご希望の方は、診察の際に主治医にご相談ください。

医療法人清聖会 とわたり内科・心療内科
 

新しい常勤医師のご紹介

9月から新しい常勤医師が増えます。
 
>>>>医師紹介はコチラから
 
坪野 賢二郎 先生
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診察日:火・木・金・土
 
【略歴】
2001年 東京大学医学部卒業
2001年 東京大学医学部付属病院 研修医
2002年 東京都立府中病院 精神神経科
2004年 多摩あおば病院 精神科
2005年 米国カンザス大学 研究員留学
2010年 山角病院 精神科
2019年 現職
 
【資格】
・精神保健指定医
・日本精神神経学会専門医
 
【所属学会】
・日本精神神経学会
 
【先生から一言】
今まで十数年にわたり様々な心のストレスを抱えた患者さまの治療を行って参りました。
患者さまの治療に対する思いや価値観を尊重し、症状に伴う苦痛や葛藤に共感することを日々心掛けております。
診察の時には、どのようなご質問でも遠慮なくして頂けたらと思います。

 

【リワーク】「ヨガと瞑想」でリフレッシュ

皆様こんにちは。
 
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先日長野にハイキングに行って来ました!
リワークプログラム スポーツ(運動療法) 担当の今井です。
 
本日のリワークスポーツは佃裕美先生指導のもと『ヨガと瞑想』を行いました(^ ^)
 
佃先生の丁寧で!リラックスできて!!元気の出る!!!
ご指導は参加者の皆様に大変好評です(*^o^*)
 
今日は佃先生オススメの肩コリによい運動をご紹介いたします!
 
首すじモミモミです(*´ω`*)
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①椅子もしくは立った状態で行ってください。
②斜め上天井を見上げながら左右20秒〜30秒モミモミを行ってください。
 
次回は8月15日(木)体力測定になります。
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皆様のご参加お待ちしております!!
 
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うつ病・不安障害などで、休職中・退職された方を対象にリワークプログラムを行っています。メンバーで支えあいながら、「主体性」「楽しむ力」を養うこと、取り戻すことをテーマに活動しています。参加をご希望の方は、診察の際に主治医にご相談ください。

医療法人清聖会 とわたり内科・心療内科
 

マインドフルネス講座(2019年9月)

9月のマインドフルネス講座のお知らせ

講師:服部カウンセラー

 
・日程
 
9月3日(火)、10日(火)、17日(火)、24日(火)
 
毎週火曜日の全4回
 
*時間 18:00~19:00
 
ご興味のある患者様、診察時に医師にお申し付け下さい。
 
※保険算定上、参加できない方もいます。受付で確認しますのでお声掛け下さい。
 
詳細はコチラから
>>>マインドフルネス講座【9月】日程_PDF

【リワーク】感覚過敏について:「楽しむ力」を育む環境づくり

こんにちは。
 
暑さ対策していますか?非常に暑い日が続いていますので水分補給や温度調節など気をつけてください。そして謎の我慢大会をしないようにしてください。クーラーや扇風機などを活用して、生活環境を整えていきましょう。
 
さて、リワークプログラムでは「主体性」と「楽しむ力」をキーにしています。その中でも「楽しむ力」について、ある取り組みを紹介したいと思います。
 
今回の話題は【感覚過敏】についての取り組みです。
 
まずは、感覚過敏とはどのようなものなのか少し説明します。
 
感覚過敏とは特定の音や光などの刺激に反応しすぎてしまう状態のことをいいます。受け取った刺激が、脳内でうまく処理されずに、過敏(鈍麻)な反応になります。そのため、他の方と 刺激 ⇒ 反応 の仕方が異なってきます。
 
ASD(自閉症スペクトラム)などの発達障害の方によくみられる特徴です。そうでない場合にもみられます。また、どのくらい過敏なのかの度合いは個々によって違います。※逆に、刺激に対する反応が低すぎて刺激を認識できない(感じにくい)ことを感覚鈍麻とよびます。
 
感覚過敏の一部を例としてあげてみます。
 
視覚:太陽の光がまぶしすぎる。紙が白色すぎてまぶしいくて文字が読めない。
聴覚:大きい音が苦手。音程がズレてるのが不快。
触覚:雨が肌にあたると激痛がする。着るものの肌触り(チクチクが不快)。
嗅覚:特定のにおいに対する不快。
味覚:味に対する過敏さから過度の偏食になる。
 
その他にも、(痛覚)痛みがわかりにくい、(温度感覚)暑さ寒さに弱い、(前庭感覚)何もないところで転びそうになるなどがあります。
 
このような過敏さは程度の差はあれ、誰でも感じることでもあります。そのために、「我慢が足りない」「わがままをいっている」といったように捉えらることもしばしばあります。”花粉症の方に鼻水がでるのは気合が足りないからだ””マスクは甘えだ”といっても何もはじまりません。無理やりみんなと同じことをさせようとして、失敗体験を増やしてしまうこともあります。
 
 
みんなと同じことを、みんなと同じやり方で。
 
気持ちはわからなくないですが、人はそれぞれ違うのです。でも、いろいろな体験をしたいということは大切なことです。
 
 
そのために目的を達成するための【環境調整】や【手段の多様化】の視点が大切になります。
 
気合や根性ではなく、環境を整えること、ゴールにたどり着く方法を増やすことなど工夫をすることを肯定的に、楽しんでできるような環境や雰囲気をつくることが必要になります。
 
過敏な反応につながる刺激を避けることも大切な環境調整です。また、音の過敏にはノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを活用したり、視覚にはサングラスをつけたり、嗅覚にはマスクをしたりなどテクノロジーやアイテムを活することで過敏さを軽減することができることがあります。
 
学校や職場などでも、マスクだけではなくイヤホンやサングラス、パソコンでノートをとるなど、目的を達成するための手段の多様化が受け入れやすい世の中になるといいなと思います。
 
 
そんな環境調整や手段の多様化について、サッカースタジアムでの取り組みを紹介します。
 
Jリーグの川崎フロンターレの取り組みです。先週の試合のことのなりますが、下記のようにセンサリールームを設置して、感覚過敏のある子どもたちにサッカーを生でみる楽しさ、楽しさを共有する喜びを提供しようという取り組みになります。「楽しむ力」です。「楽しむ力」を促すための環境調整です。

音楽やスポーツなどのエンターテイメントの楽しみ方はいろいろですが、その中でも、他者との共有というのは大切なことのひとつです。自宅で一人で楽しむことも出来ますが、同じ空間で、みんなで一緒に、体験や感動を共有すること。そんな楽しみもあると思います。それは、人と人をつなげていく可能性を秘めていると思います。

イングランドのプレミアリーグでも、ワトフォードをはじめとしたいくつかのチームで取り組みが進んでいます。いろいろな人がスタジアムという空間で同じものを楽しむことができるようにする。スタジアムの中には目的を達成するための環境調整や手段の多様化(センサリールームなど)によって、誰でも楽しめる可能性をひろげていく。そんな場所が、そんな取り組みが増えていくといいなと思います。
 
今回は、「感覚過敏」についてと、その対応としての「環境調整」「手段の多様化」について書いてみました。「楽しむ力」を育むため、人と人をつなげていくための場所として、サッカースタジアムでの取り組みのようなことが広がっていくことを願います。
 
8月10日(土)には、名古屋グランパスvs川崎フロンターレの試合が豊田スタジアムで行われます。試合の勝敗も気になるところですが、よりよいスタジアムづくりという点でも追いつけ追い越せですすんでいきたいですね。
 
 
それでは、また次回に。
 
 
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うつ病・不安障害などで、休職中・退職された方を対象にリワークプログラムを行っています。メンバーで支えあいながら、「主体性」「楽しむ力」を養うこと、取り戻すことをテーマに活動しています。参加をご希望の方は、診察の際に主治医にご相談ください。