【リワーク】海を渡って森を抜けて:自分をみつける

こんにちは。
 
新しい元号は「令和」でしたね。みなさん、予想はあたったでしょうか?
リワークプログラムでは、平成最後の復職トライアル:87期がスタートしました。4月は何かとバタバタした空気感が気持ちをざわつかせたりしますが、いつもどおりの自分のスピードいきましょう。
 
さて、「自分らしさ」ってなんだろうか?
 
アニメ「ピアノの森」をみている時に感じたことです。


“森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った一ノ瀬海。過酷な境遇にも負けず、師との運命的な出会いを経て、ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動の物語。”出典元:【公式】TVアニメ「ピアノの森」 | STORY


さまざまな生い立ちや葛藤を抱えた登場人物たちが、ショパンを通して、自分に気づいていく、他者とつながっていく。自分の音、自分のピアノ、自分の…。演奏する楽曲は同じなのに、そこから湧き出てくるものは千差万別の物語。
 
同じものを通してみることは、ある意味で怖いことだと感じました。技術ではなない「何か」。その「何か」をみつける旅であり、すでにある「何か」に気づく旅でもあり。もしかして「何か」なんて必要ないのかもしれないのかもしれません。「自分探しの旅」の終着点はどこにあるのでしょうか。
 
正直、ショパンについての造詣はあまり深くないのですが、この物語をみているうちにショパンの人生をより深く知ってみたくなりました。ショパンがみた風景、その旅路の果てに生み出した音楽がどんなものなのか。この物語をみていく中で、いままでとは違った視点で音楽をたのしめるようになった気がします。
 
自分の殻を破って、新しい自分をみつけること。
 
言うは易く行うは難しというものですね。それでも、やってみないとはじまらないです。とりあえず、やってみる!ですね。
 
何のためにピアノを弾くのか?
 
何のために働くのか?
 
誰と?どこで?
 
答えは、いろいろです。みんな違ってもいいはずです。
 
自分らしいピアノとは?自分らしい働き方とは?自分らしい生き方とは?
 
「何のために?」
 
リワークでもこの一週間は「目標設定」をテーマにすすめてきました。それぞれの目標、目的が混ざり合ったり、ぶつかり合ったりしながら、何か新しいものが生み出されるとよいなと感じます。
 
「ピアノの森」の最終回は2話連続(第23話 24話)で、総合テレビ 4月15日(月) 午前0時10分~ (日曜深夜)。4/7(日)から再放送もがあるようなので、気になった方は、見て、聴いて、感じてみてください。
 
最後に、今週のスポーツ講座「桜ウォーキング」でみつけた歴史的ないわれのある大樹を教えていただきましたのでその写真を。
 
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また来週です。

 

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うつ病・不安障害などで、休職中・退職された方を対象にリワークプログラムを行っています。メンバーで支えあいながら、「主体性」「楽しむ力」を養うこと、取り戻すことをテーマに活動しています。参加をご希望の方は、診察の際に主治医にご相談ください。