心理士推薦図書 Part3


第3回 お勧めの一冊

妻と娘が選んだ「吉野弘の詩」

詩人の吉野弘さんをご存じでしょうか?
ご本人を知らなくても・・・
『二人が睦まじくいるためには愚かでいる方がいい』で始まる「祝婚歌」や
『やさしい心の持ち主は・・・』とつづられた「夕焼け」
なら知っているという方がいらっしゃるのではないかと思います。

吉野さんは、残念ながら昨年2014年にお亡くなりになりました。
奥様と二人のお嬢様が選ばれた詩を集めた本がこれです。

ご家族ならではの視点で選ばれた数々の詩は、その作品の素晴らしさもさることながら、
ご家族の思いがこもっている感じが更なる感動を呼びます。

誰にでも日常を詩に表現された作品が多いですが、その中にグッとくるところがあります。

難しい言葉は使われていないので、普段詩集を読むことがあまりない方も読みやすいと思います。

ぜひ、ご覧になってください。

療法心理士  木下 芳美
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心理士推薦図書 Part1

当院で従事している心理士のお勧めする本を、順次リレー式で御案内いたします。
それぞれの個性が窺えて興味深いものとなっています。御期待下さい。
院長

第1回 お勧めの一冊
「3月のライオン」

少しずつ過ごしやすい季節になってきましたね。「読書の秋」秋の夜長に読書を楽しんでみませんか?第1回お勧めの本は、マンガからの一冊。いつもは、マンガを読まれない方も、少し違った角度で物事を楽しむきっかけになるかもしれません。

競争社会である将棋の世界をテーマとした作品です。17歳でプロ棋士となった少年とその周りの家族やライバル、様々な人間が、”何か”を取り戻していく優しい物語です。
この作品は、何かが「好き」なだけでは、成り立たない現実をみせてきます。大人になるとは、そういうことなのかもしれません。働くこと、生活すること、生きること、しなければならないことが多すぎるのかもしれませんね。では、何かを「好き」になるという気持ちはどうなるのでしょうか?

この作品は、主人公だけでなく、すべての登場人物にドラマがあります。それぞれの人物が、それぞれの現実に向き合うことで、何かを「好き」になるとはどういうことかを深く考えさせてくれます。それは「何のために働くか」「何のために生きるのか」ということにつながっているような気がします。

主人公だけでなく、登場する誰かに自分を映したり、もしかしたら無意識のうちに自分が映っていたりするかもしれません。そんなことを思いながら読んでみることも、おもしろいかもしれません。

臨床心理士 亀井 宗

防災訓練ご協力有難うございました!   

9月1日(火)午前と午後に渡り、今年も当院4Fと6Fにおきまして防災訓練を行いました。

訓練では実際に災害が起きた場合の消化器の位置の確認や、避難経路を誘導いたしました。

毎年避難訓練を行うことによって、いざという時の対処方法が少しでも早く行うことができると思います。

当日ご来院いただいた皆様にはご協力していただき、本当にありがとうございました!

事務スタッフ
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