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自律神経失調症
私たちの体は、気温の変化や精神的なストレスなど外からの刺激に対して、体内の状態を一定に保とうとする働き(ホメオスタシス)があります。
体温を一定に保ったり、食べた物を消化させたり、心拍の速度を調節したり、このような体の働きは、すべて私達の「意志」とは関係なくコントロールされていて、この働きを担うのが「自律神経」で、すべての器官を調節しています。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」という二つの神経からなっています。
通常、交感神経と副交感神経がうまくバランスをとれるように働いていますが、心や身体のストレスなどで、このバランスが崩れてしまうことがあります。
自律神経失調症とはこのバランスが崩れた場合に起こる症状の総称をいいます。具体的な症状としては、以下のものが挙げられます。
- 発汗過多
- 手足の震え
- めまい、ふらつき、耳鳴り
- 疲労感、昜疲労症、微熱
- 不眠
- 動悸、息切れ
- 食欲不振、下痢、便秘
当院では、自律神経機能解析器(Car-Pod)を用いた自律神経検査を行っております。
今までは、問診などからしか推定できなかった自律神経機能の検査を、コードレスの24時間心電計の精密な解析を行うことで可能となりました。
簡易自律神経検査(数秒で結果が出る検査)は測定した瞬間の状態を観察しているだけですが、24時間自律神経の動きを検査することで、測定した日のみならず、一定期間継続している自律神経の異常の有無を把握できます。
結果は、交感神経と副交感神経の24時間の波形がグラフ化され、自律神経機能の異常の有無が分かります。
交感神経と副交感神経の一方か、両者に問題があるのか分かるので、病気のことだけでなく、生活上の問題点(仕事などのストレス度や睡眠の質など)が測定でき、生活上の改善点や治療にも役立ちます。
■その他 取り扱っている疾患
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