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おしらせ
2025年(令和7年)1月より、日曜診療の終了について
2024/12/10
この度、諸般の事情により、2025年(令和7年)1月より、日曜診療を終了いたします。
診察を受けられている方々には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
患者様より
2019/04/01
先日、お二人の患者様より素敵なお花を頂きました(*^^*)
桜の枝とユリの花です。
桜はまさに今週が満開を迎える所が多そうですよね♪ユリも白とピンクのとても立派なものを頂きました。どちらも蕾だったのですが、院内が温かいのであっという間にお花が開きそうです!蕾も可愛らしいですが、花開くの楽しみです!
【リワーク】変わる世界 新元号がつなぐ未来
2019/03/29
こんにちは。
今期は少しずつ気温も上がり参加人数も増えてきました。86復職トライアルが終了して、来週から87期トライアルのスタートです。刻の移り変わりははやいものですね。
そして、来週は「新元号」が発表されるという大きな変化があります。どんな言葉が選ばれるのか、いろいろな予想が世の中にあふれています。せっかくなので、リワークメンバーの中でも新元号予想をしてみました。来週の月曜日には答え合わせができるので楽しみです。
いざ、予想し始めてみるとなかなか面白い。想像力や発想力、情報検索力など、さまざまな力をつかって、あれやこれやと考える。そんな作業にいつの間にか集中して楽しかったです。
「楽しむ」ということを難しく考えすぎないことも大切かなと思います。
行動の意味や生産性、効率などなど、そんなことして意味があるのかと難しいことを考えすぎしまい、ただ純粋に楽しむということから遠ざかっていることがあるかもしれません。
「楽しい」を感じられる、「楽しい」を共有できる
それだけで十分といえるかもしれません。自分ひとりではなく、誰かと楽しみを共有すること。そんな体験がリワークをきっかけに、いろいろなことで増えていくといいなと思います。
お花見に行くこと、カラオケに行くこと、スポーツをすること、スタジアムやライブハウスに行くことなど、楽しいを共有することをみつけていきたいですね。
また、新元号を考えるなかで、それぞれの「願い」のようなものが投影されるのも興味深いことだなと思います。みんなの「願い」や「祈り」がどのような形で「新元号」として言語化されるのか。発表を楽しみに待ちたいと思います。
その「新元号」が夜明けの鐘を鳴らすような、新たな世界への第一歩となるような未来につながるものであることを願って。
また来週です。
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うつ病・不安障害などで、休職中・退職された方を対象にリワークプログラムを行っています。メンバーで支えあいながら、「主体性」「楽しむ力」を養うこと、取り戻すことをテーマに活動しています。参加をご希望の方は、診察の際に主治医にご相談ください。
春の訪れ・・・
2019/03/26
春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みますが、皆さまお元気にされていますか?今週は暖かいとのことでしたが、週末には少し気温が下がるそうです。花の便りも聞かれるようになりましたね・・・お花見の予定がある方は体調を崩さないようにお気を付け下さい(^O^)
お花ということで、昨日当院のお花を生けかえたのでUPしたいと思います。グリーンが爽やかで気持ちいです!
年度末でお仕事がお忙しい方も多いと思いますが、花をみてリラックスしてみるのもいいのではないでしょうか♪生花、植物は、大地のパワーを受けて育ち、その備え持った「気」を人に与えてくれる。さらに、花がもつ芳香によって人の神経が刺激されたり、花の色を視覚的に捉えることで気分が落ち着いたり、安らいだりする効果があります!
ご自宅にもお花を飾ってみてはいかがでしょう(#^^#)
【リワーク】熱中できるもの
2019/03/22
こんにちは。
リワークプログラムも86期復職トライアルも3週が経過し、次週が最終週となります。今週は、新講座「フリー・プラクティス」もはじまり、皆さんが主体的に個人作業やグループワーク、モノづくりなどの課題設定をして取り組むことで、それぞれに有意義な時間を過ごすことができたのではないでしょうか。今後もいろいろな提案をしてもらえたらと思います。
さて、今週もいろいろなことがありましたが、やはり「イチロー選手の引退」が大きな出来事でした。
試合後のインタビューも穏やかさだけでなく、真摯さやピリッと緊張が走る瞬間もあり、イチロー選手らしさがあふれる空間になっていました。きっといつも以上に大きな感情が動いていたインタビューだったはずなのに、いつも通りな空気感をつくりだすことはすごいなと感じました。
そんなインタビューからいくつか印象に残った言葉を紹介します。
「野球のことを愛したことだと思います。これは変わることはなかったですね」
これまで貫いてきたことは?という問いに対しての言葉です。こだわりの強さ、意志の強さが感じられる言葉としてズシッときました。恐いくらいに。それだけの力を注いできたからこそ言える言葉なのだと思います。好きをあきらめないこと、裏切らないこと、こだわることというか、、、、そういうものが積もり積もって【愛した】ということになるのかもしれません。
好きだけでは語りえない、もう一歩も二歩も踏み込んだ先にある何かを感じたからこその言葉かなと。だからといって、イチロー選手しか体験できないことではないことが大切だと思います。どこまで貫き通せるかは人それぞれですが、何かを好きになること、熱中すること、没頭することは、誰でも体験することができることです。まだ、体験したことがない場合は、これから先にある新しい体験として考えることができます。
そのような思いは、子どもたちへのメッセージの中にもありました。
「自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければそれに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも、壁に向かっていくことができると思うんです。それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまう…」
子どもたちへのメッセージは苦手だといいながらも、真摯な言葉を紡ぎだす姿は人を裏切らないこころ、言葉だけでは言いあらわせない信頼感のようなものをみせてくれた気がしました。子どもに何かを伝えるのは難しいことです。本気の言葉でしか伝わらない、ましては裏切れない。だからこそ言葉だけでなく、行動でみせることの大切さがある。そして、その行動を継続することで伝えられるものがあるのだということを教えてくれた気がします。
自分の熱中できるものをみつけること
誰かに「やらされる」のではなく、自分から「やりたい」となること。やることに意味があるのか?将来の役に立つのか?という言葉にとらわれずに、やりたいことに没入できるこころを育む安心感のある場所をつくることができているか。思いを行動につなげる環境をつくっていくことも大切です。小さな頃には、落ちている石を収集したり、セミの抜け殻をあつめたり、理不尽なゲームを繰り返しプレイしたり、、、、いま思えば、なぜそんなことに熱中していたのか?ということに夢中になっていたことがあったかもしれません。
そんな「子どもごころ」を大人になる過程で、どこかに置き忘れてしまったのかもしれません。いつのまにか、周りの環境や大人たちの言葉などによって、「そんなこと」になってしまったのかもしれません。「そんなこと」しているなら〇〇しなさい...というような形で、抑圧されたり、修正されてしまったのかもしれません。
もう一度、何かに熱中する、夢中になることをやってみよう
仕事に役立つかどうかではなく、やりたいことをやってみる。やりたいことがわからない方は、これから見つけるチャンスがあるわけです。ワクワクしながら探しましょう。まだ、体験したことない何かをみつけられるかもしれないのですから。
リワーク、復帰することは、仕事に戻ることではありません。もう一度、人生をつくっていくことにチャレンジしていくことです。変化すること、変化を受け入れることには不安がつきものですが、新しい人生をつくっていく中に、自分が熱中できるもの、夢中になれるものがあったら、霞んでしまっていた世界に色が増えていくかもしれません。新しい体験が増えていくかもしれません。仲間となら一歩踏み出せるかもしれません。もう一度、チャレンジしてみましょう。
まだまだたくさんの言葉がありました。すべての言葉に意志があり、伝えたいことがありでキリがないです(笑)ということで、ここまでにします。インタビューの全文が文字に起こされていますので、会見をみていない方はチェックしてみてください。
イチロー選手の引退という大きな節目をきっかけに「熱中できるもの」について再考してみましょう。
また来週です。
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うつ病・不安障害などで、休職中・退職された方を対象にリワークプログラムを行っています。メンバーで支えあいながら、「主体性」「楽しむ力」を養うこと、取り戻すことをテーマに活動しています。参加をご希望の方は、診察の際に主治医にご相談ください。
【リワーク】REBORN:「元に戻す」ではなく、、、
2019/03/15
こんにちは。
だんだんと暖かい日が増えてきました。リワークも暖かさの影響かメンバーが増えてきましたね。たくさんのメンバーでリワークすることで、自分だけでは気がつけないことに気づくチャンスも増えています。
当院のリワークは、復職や再就職は「通過点」で、その先の人生をつくっていくことにフォーカスしています。「職場に戻る」のではなく、「職場で働く力」「社会で活きる力」「仲間とつながる力」を増やしていく、「主体性」や「楽しむ力」をつけていくことをめざします。
病気になると「不調の状態から、元の状態に戻したい」という思いが表現されることが多くあります。そう思うのは当然でしょう。ですが、あえて「元に戻す」ではなく、「新しくつくる」「新たに積み上げていく」といった「前に進むイメージ」に方向づけして、視点を広げていくことを促しています。
「元に戻す」ことも大切なことです。だけど、戻ってしまったら、その経験の後から積み上げたものはどこにいってしまうのだろうか?そこには何か大切なものもあるのではないだろうか?と考えてみます。
調子を崩すという嫌な経験ではあるけれども、その経験をしたことで気づいたこともあるかもしれません。「なかったこと」にしたい気持ちも理解できます。でも、本当にその「気づき」をなかったことにしていいのか。その経験を活かすことはできないのか。でも、、、、
向き合うということは大変です。ひとりでは困難な場合も多いです。なので、他者の力、リワークメンバーの力を借りながら少しずつ向き合っていきます。
逃げることも必要です。悪いことではありません。逃げることでみえてくることもあります。
それでも、、、
その経験から得られた「気づき」を積み上げていくことで、新しいこころをつくっていくこともできると考えたい。新しくなくてもいいです、前の自分に何か追加されているような。何か追加オプションがついたような。同じようで、同じではない自分やこころ。新しい自分。新しいこころ。
「新しい」とか「変わる」というと、ちょっと大変な感じがします。でも、「変わらなくてもいい」では少し足りないような気もします。なので、「増やす」「広げる」「追加する」というくらいが丁度いいのかもしれません。今までの自分を「否定」するのではなく、そこに追加していくような感じで。
そうすることで、病気で弱った部分の周辺を整えることで、弱った部分以外部分が補強されて再発予防につながったり、新たにトレーニングしたことでスキルアップにつながったり。ケガをした場合と似てますね。ケガで休んだスポーツ選手が、リハビリ中にいろいろなことに「気づく」ことのお話しはよくありますね。体力や筋力的なこともそうですが、「人とのつながり」「仲間の大切さ」に気づくことも。
休む前よりも、いまこの時間を活用して、スキルアップやパワーアップをして、次のステップにつなげたいと考えています。
言葉って、表現って不思議です。同じようなことを言っていても、受けとる時の状況や心境によって、強度や印象が変わってきます。もちろん、伝える思いも伝わり方も人それぞれで違ってきます。興味深いことです。「ReBORN」という言葉もいつごろからかに、よく聞くようになった気がします。CMの影響かな。でも、とてもいい言葉のような気がします。「新生」新しく生み出されること。元に戻す、元に戻るのではなく、これまでを継承しながら、そのつながりの先に、新しいものが生み出されるイメージ。過去といまをつなぐような、連続性を感じる言葉。そして、未来に続いている感もあります。
この言葉は、こころの成長を表現するには、丁度いい言葉なのかもしれません。こころが広がっていく、考え方が増えていく、行動が柔軟になっていくことの本質は、それぞれのこころがREBORN:新生しているからかもしれません。
リワークやカウンセリングなどの対人援助の現場にいるのですが、目に見えない変化、こころ中で起きていることを表現すること、わかりやすく伝えるということは、なかなか難しいことだなと日々感じています。言語化して伝えることが仕事のひとつであるのですが、経験が増えれば増えるほど難しく感じます。これが正しいという答えはないからなのかもしれません。なので、日々悩み続けることが大切だと思っています。
そんな毎日の体験を積み上げていくことで、人も、こころも成長していく。新生を繰り返していくことで、いままで見えなかったものがみえるようになったらいいなと思ったりします。日々の繰り返しの中で、それぞれの「気づき」を積み上げてみてください。
今週はふと「REBORN」という言葉がうかんだのでこんな話しを書いてみました(言いたかっただけ、、)。イメージのお話しなので、感じ方には個人差がありますのであしからず。
また来週です。
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うつ病・不安障害などで、休職中・退職された方を対象にリワークプログラムを行っています。メンバーで支えあいながら、「主体性」「楽しむ力」を養うこと、取り戻すことをテーマに活動しています。参加をご希望の方は、診察の際に主治医にご相談ください。
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